□今後、銀行から借入をしたい。
□会社を大きくしたい

上記に当てはまる方は"株式会社"で会社設立した方が無難です。
LLC（合同会社）でも銀行借入はできるのですが、金融機関や一般事業者に対して"LLC"の認知度が低いのがネックです。株式会社の方がLLCより設立費用が約20万円程度高くなりますが必要経費として割り切って下さい。
LLCで会社設立したけど、後に株式会社に組織変更する方が多いのも事実です。
（登記費用がダブルでかかってしまいます。）

ちなみにLLP（有限会社事業組合）は組合であり"法人"ではありません。
LLP事体に課税義務がないので、銀行から借入などはできません。
研究開発など複数の人間が集まって行う短期的なプロジェクトや、ちょっと難しい話ですが、投資スキームなどでパススルー課税制度を使いたい時のヴィークル（箱）として利用されるパターンが多いです。