銀行融資などで"保証人"と呼ばれるものは全て"連帯保証人"のことです。
"保証人"と"連帯保証人" は大きく異なります。

・保証人...　　　【1】催告の抗弁権がある　【2】検索の抗弁権がある　【3】分別の利益がある
・連帯保証人...　【1】催告の抗弁権が無い　【2】検索の抗弁権が無い　【3】分別の利益が無い

※催告の抗弁権とは...保証人が債権者（お金を貸した人）から借金を返せと言われたら「私は保証人だからお金を借りた本人に先に請求してください。」と言う権利
※検索の抗弁権とは...お金を借りた本人が、借金を返せる資力をもっているのでそれを証明すれば、「私は保証人。お金を借りた本人が財産を持っているからそれを取ればいいじゃないか。」という権利
※分別の利益とは...保証人が複数いる場合に保証債務をこの保証人の間で平等に分けて分担すること。
（例） 保証人が３人いて借金が300万円の場合は、ひとり100万円づつの負担になる。

これらの権利が"連帯保証人"には全て無いということです。"保証人"とは名ばかりで実質債務者本人に近いですよね。無用な事後のトラブルを避ける為にも伯父さんにこれらの点をきちんと説明した上で了承を得て、連帯保証人となってもらいましょう。契約時に銀行側からも伯父さんにきちんと連帯保証人の意味を説明してもらう様に言っておくと良いでしょう。